“オンラインチームビルディング”の効果について

チームビルディングは、クリニックのメンバーにおける能力を最大限に活かし、組織全体のレベルアップを図る手法です。

また、こちらを実践する方法の1つとして、“オンラインチームビルディング”というものが注目されています。

ここからは、オンラインチームビルディングの概要や効果などについて解説したいと思います。

オンラインチームビルディングの概要

オンラインチームビルディングとは、リモート環境で働く従業員同士が、直接対面で集合することなく、メンバー間の信頼関係を構築し、生産性の高いチームを作る手法をいいます。

クリニックの場合、他の業種と比べてテレワークではできないことが多いですが、医療事務など一部の業務については、テレワークも存在します。

また、近年は新型コロナウイルスの影響により、どこの組織にも直接対面する機会を極力減らそうという風潮があるため、Zoomなどのコミュニケーションツールを用いるオンラインチームビルディングは非常に注目されています。

クリニックのオンラインチームビルディングには、主に以下のような効果が期待できます。

・コミュニケーションの活性化
・従業員が参加しやすい環境をつくる
・どこからでも参加できる
・チームのパフォーマンスが向上する
・コストが削減できる

通常のチームビルディングに加え、オンラインチームビルディングを導入することにより、チームにおけるコミュニケーションはさらに活性化されます。

そのため、各メンバーの関係性がほとんどできていない時期には特に有効です。

チームビルディングにおけるミーティングでは、直接メンバーの前で発言をしなければいけませんが、中には実際顔を見て発言するのが苦手というメンバーもいます。

オンラインチームビルディングであれば、そのような従業員でも積極的に発言しやすくなり、ミーティングもスムーズに進みやすくなります。

オンラインチームビルディングは、場所を選ばずに実践できるのが大きなメリットです。

そのため、現場での勤務がメインの従業員とテレワークがメインの従業員、分院同士など、大きく垣根を超えたコミュニケーションを取ることも可能です。

前述したように、オンラインチームビルディングは、通常のチームビルディングよりもコミュニケーションの機会を活性化させるものです。

また、コミュニケーションが活性化するということは、メンバーがお互いを理解し、スキルを引き出しやすくなるということであり、こちらはクリニック全体のパフォーマンス向上につながります。

通常のチームビルディングには、院内だけでなく、外部で行うものもあります。
こちらは、チームビルディング研修と呼ばれるものであり、実施するには以下のようなコストが必要です。

オンラインチームビルディングであれば、これらのコストは一切負担する必要がありません。

もちろん、メンバー全員がオンラインチームビルディングを行える環境を整える必要がありますが、コストパフォーマンスは外部でのチームビルディング研修よりも良いと言えます。

ここまで、オンラインチームビルディングの概要と効果について解説しましたが、いかがでしたでしょうか？

他の業種と比べて、従業員同士が顔を合わせる機会の多いクリニックであっても、オンラインチームビルディングを導入するに越したことはありません。

また、クリニックではチームビルディングの一環として、3up Projectによるメンバーの教育、育成も検討しましょう。