なぜ、やる気のある人は職場を去ってしまう傾向が強いのか?

組織づくりのこと

組織において、やる気のある従業員はとても大切な存在です。

そのような人材がいるからこそ、組織は健全な経営を維持したり、規模を拡大させたりすることができます。

しかし、やる気がある人は、残念ながら職場を去ってしまう傾向が強いと言われています。

こちらの理由は一体、何なのでしょうか?

やる気がある人が職場を去る5つの理由

組織では、やる気があるがゆえに不満を抱きやすく、退職を選択してしまうという方が後を絶ちません。

具体的には、以下のようなことを不満に思い、職場を去るケースが多いです。

・仕事量が多い
・正当な評価をされない
・成長のサポートがない
・裁量権がない
・上司のやる気がない

仕事量が多い

やる気のある人材は、業務をこなす早さ、精度のいずれにも優れていることが多いです。

よって、どうしても仕事量が集中しやすくなります。

もちろん、仕事量が多くなれば、いくら優秀な人材でも業務時間は増えます。

このことがストレスに繋がり、職場を去ってしまうというケースは決して少なくありません。

正当な評価をされない

他の従業員と比べて、やる気のある従業員は常に期待以上の成果を出してくれることが多いです。

しかし、組織の上層部は、このような成果を徐々に当たり前と感じるようになり、次第に評価をしなくなる傾向にあります。

このような状況が続くと、たとえやる気のある従業員であっても、不満を感じて退職しかねません。

成長のサポートがない

“やる気がある”というのは、単純に“真剣に業務に取り組む”ということでもありますが、“成長への意識が高い”と言い換えることもできます。

つまり、やる気のある人材は、常に自らのスキルアップを目指しているということです。

よって、企業がスキルアップに繋がらない雑務ばかりを押し付けていると、そのような人材は職場において長続きしません。

裁量権がない

“裁量権”とは、自身の考えで意思決定する権利のことをいい、ビジネスシーンでは、本人が意思決定できる範囲を指します。

やる気のある人材は、ある程度自身の考えで業務を進めることができますが、組織の経営陣や上司がこちらの権利を奪ってしまうと、モチベーションは低下し、退職に繋がりやすくなります。

上司のやる気がない

自身にやる気があるからこそ、だらしない上司の存在に嫌気がさし、職場を去ってしまうというケースも少なくありません。

やる気がある人を引き止めるには?

組織がやる気のある人材を引き止めるには、あらゆる体制を整備する必要があります。

具体的には、以下のようなことを実践し、退職を防がなければいけません。

詳細
人事評価制度の見直し ・年功序列ではなく、能力に応じて評価するフラットな制度を採用する

・業務で成果を上げた従業員に対し、その都度功績を評価し、言葉だけでなく昇給または昇格による待遇で報いる

スキルアップの機会提供 ・優秀な人材には、研修などスキルアップの機会を定期的に与える

・新人研修などを行う際には、やる気のある人材を講師として起用し、自身の成長を実感できる機会を設ける

ヒアリングの徹底 上層部が親身になって従業員の話を聞き、問題の解決策を共に探し出す

逆に、以下のような方法で強引に引き止めるのは控えましょう。

・「今辞めると経歴に傷が付く」などと不安を煽る
・「考えすぎ」と相手の意見を否定する
・「新しい人材が入るまで待ってほしい」と頼み込む
・「チーム全体で頑張っているのに、なぜあなただけ辞めるのか?」と非難する など

まとめ

ここまで、やる気のある人材に限って、職場を後にする傾向が強い理由を見てきました。

組織はやる気のある人材に支えられている部分が大きいため、できる限り残留してもらうために、最善を尽くさなければいけません。

もし、何をやっても早期退職が相次ぐというのであれば、コンサルティング会社などへの相談も検討しましょう。

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