チームビルディングで研修制度を導入しないことのデメリット

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クリニックのチームビルディングは、目標を達成した後に解散し、再び別の目標のために結成されることがあります。
また新たなチームには、新人のメンバーが加入することもありますが、このときはしっかりと研修制度を設けるべきです。
今回は、チームビルディングで研修制度を導入しないことのデメリットを解説します。

チームビルディングで研修を行わないデメリット5選

チームビルディングにおいて一切研修を行わず、新人のメンバーも他のメンバーと同じように業務につかせることで、以下のようなデメリットが生まれます。

・スキルの停滞、陳腐化
・業務効率の低下
・メンバーのモチベーション低下
・離職率の上昇
・競争力の低下

各デメリットについて詳しく説明します。

スキルの停滞、陳腐化

チームビルディングに研修制度を導入しない場合、新人のメンバーは新しい知識やスキルを習得する機会が減少します。
そのため、スキルの停滞につながります。

またこのような体制を続けていると、徐々にクリニック自体のスキルや知識が時代遅れになり、陳腐化するおそれもあります。

つまりメンバーを育てるだけでなく、クリニックを育てるためにも研修制度は必要だということです。

業務効率の低下

研修制度を導入せず、新人メンバーにおけるスキルが不足している場合、チームビルディング全体の業務効率は低下します。
一部のメンバーは問題なく業務をこなせても、新人が同じように業務を進められる環境を整えなければ意味がありません。

また研修を受けていないメンバーによるミスが増えると、修正に時間がかかるため、さらに業務効率は悪化するおそれがあります。

メンバーのモチベーション低下

メンバーのモチベーションが低下することも、チームビルディングで研修制度を導入しないデメリットです。

研修はメンバーが成長を実感し、クリニックへの貢献意欲を高められる良い機会です。
しかし研修がない場合、自己成長が感じられず、モチベーションが低下することがあります。

また研修制度がないことは、新人のメンバーだけでなく、既存のメンバーのモチベーションにも影響を与えます。
新人のミスの尻ぬぐいに追われたり、自身の頑張りに業務の生産性が追い付いていなかったりすることで、ストレスが溜まったりモチベーションが低下したりします。

離職率の上昇

研修制度をなくすことにより、チームビルディングのメンバーにおける離職率も上昇します。

研修制度がない場合、メンバーにとってそのクリニックは魅力的に映りにくくなります。
特に成長意欲の高いメンバーは、研修制度の充実を重視する傾向にあるため、実施しなければ早い段階で離職することが考えられます。

また先ほども触れたように、研修を行わないことによって負担が増加している古参のメンバーについても、離職する可能性は高くなります。

競争力の低下

研修制度を採用せず、新人メンバーのスキルが低いまま業務を進めても、クリニックとしての競争力は上がりません。
そのため、チームビルディングの目標を達成できないばかりか、場合によっては閉院に追い込まれる可能性もあります。

また研修制度を導入しないまま、そのメンバーがチームビルディングの中心になった場合、新しい技術や知識を導入しても使いこなせる人材がいません。
このような状況になる前に、研修制度や新たなスキルを導入し、他院との競争に勝たなければいけません。

まとめ

クリニックのチームビルディングは、しっかり計画性を持って目標達成を目指すものです。
そのため、準備が不十分な状態で結成するべきではありません。
またスケジュールが過密だからといって、研修制度を省略するのもNGです。
そこで時間を使わなければ、目標達成までの道のりは険しくなりますし、メンバーの離職などのトラブルにもつながります。
もしメンバーの育成に時間を割けないというのであれば、3up projectも併用してください。

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