チームビルディングのメンバーの性格に合わせた教育方法

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クリニックのチームビルディングのメンバーをまとめるために、院長先生は各メンバーの特徴について把握しなければいけません。
また教育方法については、メンバーの性格によって適宜変えていくことが望ましいです。
今回は、メンバーの性格の種類と、各性格に合わせた教育方法について解説します。

チームビルディングのメンバーの性格とそれぞれの教育方法

チームビルディングを構成するメンバーは、以下のいずれかの性格に当てはまります。

・高モチベーション高能力型
・高モチベーション低能力型
・低モチベーション高能力型
・低モチベーション低能力型

各性格の特徴と教育方法について詳しく説明します。

高モチベーション高能力型

業務へのモチベーションが高く、なおかつ能力も高いというメンバーがいます。
こちらは自ら考えて行動し、結果も出せるタイプであり、チームビルディングにとっては非常に頼りになる存在です。

このようなメンバーに対し、院長先生は積極的に仕事を任せることにより、さらなる成長を促せます。
また困ったときは相談に乗るなど、自律性を尊重しつつ見守る姿勢が大切です。

さらに達成した成果についてはともに喜び、承認欲求を満たすことも重要です。

これらの教育方法を実践できなかった場合、モチベーションが低下してしまい、チームビルディングから離脱してしまうことも考えられます。
高モチベーション高能力型のメンバーが抜けることは、チームビルディングにとって大きな痛手です。

高モチベーション低能力型

モチベーションは高いものの、やや能力が追い付いていないというメンバーについては、具体的な指示とサポートが必要です。
熱意を尊重しつつ、具体的な手順や方法を丁寧に伝えることで、良いメンバーになってくる可能性があります。

またこのようなメンバーには、小さな目標を設定し、達成する喜びを味わわせることで、自信をつけさせることが大切です。

さらに、院長先生を含む上層部との風通しを良くし、疑問点をすぐに質問できるような関係性を築きましょう。

低モチベーション高能力型

能力は優れているものの、あまり業務に対してやる気が出ないタイプのメンバーに対しては、まずモチベーションが低い理由を探ることが大切です。

このようなメンバーは、日々の業務に飽きていたり、自身の評価に不満を感じていたりすることが多いです。
そのため、院長先生は日々のコミュニケーションを通じ、原因を探りましょう。

また能力に見合った難易度の高い業務を与えることで、再びやりがいを感じさせる機会をつくれます。

本人が正当に評価されていないと感じている場合は、評価基準などを改めて丁寧に説明します。

もし正しい教育方法を実践できないのであれば、このようなメンバーは既にモチベーションが低下しているため、それに拍車をかけてしまい、離職のリスクが高まります。

低モチベーション低能力型

チームビルディングにおいてもっとも厄介なのは、モチベーションが低くスキルも乏しいメンバーです。

このようなメンバーに対しては、頻繁に声をかけ、小さな変化も見逃さないようにすることが大切です。
また指示する際は曖昧な表現を避け、タスクの進め方や期待する結果を明確に伝えましょう。

もちろん、いきなり難しいことは求めず、簡単な業務から始め、少しずつレベルアップさせることも重要です。
我慢強く教育すれば、モチベーションもスキルもアップする可能性は十分にあります。

まとめ

チームビルディングでは、ある程度メンバー教育のマニュアルを作成し、それに沿って教育を行います。
しかし、メンバーの性格はそれぞれ異なることを理解し、臨機応変に教育方法を変えることも大切です。
もし、院内での教育だけではメンバーのスキルもモチベーションも上がらないというのであれば、3up Projectの活用も検討しましょう。

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