クリニックでは、上司に嫌気がさし、部下の従業員が退職してしまうケースがあります。
このとき、優秀な人材を失ってしまうと、クリニックにとって大きな痛手となるため、部下に好かれやすい上司の存在は必須です。
今回は、院長先生や教育係の方に知っていただきたい、部下に好かれやすい上司の特徴について解説します。
部下に好かれやすい上司の特徴5選
冒頭でも触れましたが、上層部の方々に問題があることで、優秀な部下を失ってしまうというのは、非常にもったいないことです。
そのため、部下の従業員に好意を持ってもらえるよう、院長先生や教育係の方は、自身における日々の行動を見直さなければいけません。
また、部下に好かれやすい上司の特徴としては、主に以下が挙げられます。
・仕事ができる
・部下を褒める
・うまく部下のサポートができる
・感情的にならず叱ることができる
・コミュニケーションが取りやすい
仕事ができる
部下に好かれやすい上司は、得てして仕事ができるものです。
例えば、視野が広く多角的な視点を持っていたり、設定した目標をきちんと達成していたりする院長先生、教育係の方に対し、憧れを抱く従業員は多いです。
逆に、上に立つ存在にもかかわらず、やる気がなかったり、最後まで仕事をやり遂げなかったりする上司は、従業員のイメージを悪くし、モチベーションを下げる原因となってしまいます。
部下を褒める
部下の従業員をしっかり褒める上司は、やはりクリニックにおいて好意を抱かれやすくなります。
特に、モチベーションの高い従業員が成果を上げたときにきちんと褒めることで、さらにモチベーションを高め、クリニックに貢献してくれることが期待できます。
うまく部下のサポートができる
部下の従業員が失敗したとき、トラブルに巻き込まれたときなどに、うまくサポートできる院長先生や教育係の方は、とても好かれやすいです。
具体的にいうと、従業員にある程度裁量を与えた上で、成長を妨げないよう適度なサポートができる上司は、クリニックの従業員教育においても必要不可欠な人材です。
ただし、このとき勘違いしていただきたくないのは、サポートと部下の仕事を奪うことは違うということです。
例えば、後々ミスをサポートするのが面倒なあまり、部下に裁量を与えず一方的に仕事を進めてしまうと、モチベーションを低下させてしまいます。
感情的にならず叱ることができる
部下の従業員のミスに対し、感情的になって叱る上司は、好意を抱かれにくくなる上に、従業員が離職する原因にもなりかねません。
よって、院長先生や教育係の方は、結果だけを見て判断せず、経緯もきちんと整理・理解した上で、諭すように叱ることを意識しましょう。
逆に、感情的になったり、人格を否定したりすると、どれだけモチベーションの高い従業員であっても、今後の仕事に影響が出てしまいます。
コミュニケーションが取りやすい
クリニックの診療時間や就労時間内において、院長先生や教育係の上司は、部下に対しある程度厳しさを持って接する必要があります。
ただし、休憩時間や終業後に関しては、話しやすい雰囲気を出し、コミュニケーションが取りやすい上司として振る舞うことが大切です。
ちなみに、“話しやすい雰囲気を出す”とは、具体的には以下のような行動を指しています。
詳細 | |
行動 | ・部下と向き合う、目を合わせる
・「どうした?」と反応する など |
表情など | ・笑顔で接する
・明るい声で接する など |
まとめ
ここまで、クリニックの従業員に好かれやすい院長先生、教育係の特徴について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
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