チームビルディングでは、すべてのメンバーがお互いを高め合える存在であることが望ましいです。
このような環境であれば、よりチームの目標を達成しやすくなります。
しかし、場合によってはチームビルディング全体に悪影響を及ぼすメンバーが存在することもあります。
今回はこのようなメンバーの特徴を解説します。
チームビルディング全体に悪影響を及ぼすメンバー5選

以下のようなメンバーは、クリニックのチームビルディング全体に良くない影響を与えます。
・報連相ができない
・責任感がない
・やる気や熱意が低い
・チームの悪口や不満ばかり言う
・過去の成功体験に固執する
各項目について詳しく説明します。
報連相ができない
報連相ができないメンバーは、チームビルディングに悪影響を与える可能性が高いです。
報連相は、ビジネスにおける基本中の基本である報告・連絡・相談です。
チームビルディングでは、各メンバーが連携を取りながら、着実に担当する業務を進めていかなければいけません。
しかし、報連相がない場合は連携が取りづらく、全体の業務フローにも遅れやトラブルが生じることが考えられます。
責任感がない

責任感がないメンバーも、チームビルディングに悪影響を及ぼす可能性があります。
責任感が薄い場合、業務に対する正確性も低下することが考えられます。
そのため、他のメンバーが順調に業務をこなしていても、ミスやずぼらな業務内容が原因で全体の流れがストップしやすくなります。
また責任感がないメンバーは、他責思考であったり、指示待ちであったりする可能性も高いです。
やる気や熱意が低い
チームビルディング全体に悪影響を及ぼすメンバーとしては、やる気や熱意が低いことも挙げられます。
クリニックのチームビルディングは、全員が一つの目標に向かって動くために結成されるものです。
そのため明らかにやる気がなかったり、熱意が低いメンバーがいたりする場合、確実に目標達成までの期間は長くなります。
もちろんやる気や熱意に欠けているメンバーも、責任感がないメンバーと同様に他責思考、指示待ちの傾向があります。
チームの悪口や不満ばかり言う

チームビルディングの初期段階では、メンバー同士が衝突することもあるでしょう。
それでも、少しずつお互いを認め合い、チームの結束力を高めていかなければいけません。
しかし、常にチームの悪口や不満ばかり言うメンバーがいる場合、チームはなかなか次のステップに進むことができません。
またこのようなメンバーは、自身のことを棚に上げ、特定のメンバーを批判することもあります。
こちらはメンバー間の関係悪化やコミュニケーション不足、業務の生産性の低下などにつながります。
過去の成功体験に固執する
過去の成功体験に固執するメンバーも、チーム全体に良くない影響を与えます。
このようなメンバーは、過去の成功に縋りすぎるあまり、変化を拒む傾向にあります。
チームビルディングで目標を達成するためには、場合によっては既存の考えを変化させ、新しいものを採り入れなければいけないことも考えられます。
しかし、変化を拒むメンバーは新しいものを否定したり、チャレンジ精神がなったりします。
またこのようなメンバーが上層部にいる場合、部下のメンバーもそれを見て育つため、チャレンジ精神がなくなり、現状維持を好むようになってしまいます。
まとめ
チームビルディング全体に良くない影響を及ぼすメンバーについては、クリニックの院長先生が直々に指導することが望ましいです。
メンバーの考えを正しい方向に導き、チームビルディング全体の状況を良くするのもリーダーの仕事です。
もしメンバーにおける医療従事者としての考え方が未熟だったり、スキルがなかったりして困っているのであれば、3up Projectを活用することも考えた方が良いでしょう。