チームビルディングにおける指示待ちのメンバーを育てるには?

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指示待ちは、指示されるまで行動に移さない、主体性が欠ける状態です。
仕事ができないわけではないものの、自分で考えて行動することはありません。
チームビルディングのメンバーがこのような状態だと、さまざまなデメリットが生まれます。
今回は、指示待ちのメンバーを育てる方法について解説します。

チームビルディングにおける指示待ちのデメリット

チームビルディングに指示待ちのメンバーが多く存在する場合、以下のようなデメリットにつながります。

・生産性の低下
・人材育成の遅延
・チームワークの低下
・上司の負担増加

指示待ちのメンバーは自ら判断して行動できないため、業務の進捗が遅れ、チームビルディング全体の生産性も下がります。

また主体的に行動する機会が少ないことから、判断力や決断力、問題解決能力などが育ちにくいです。

さらに指示待ちのメンバーがいることで、メンバー同士のコミュニケーションが円滑に進みにくくなったり、上司の負担が大きくなったりすることもデメリットです。

チームビルディングにおける指示待ちのメンバーを育てる方法

少しでも指示待ちのメンバーを自立的に動かすためには、以下の方法で育てることが望ましいです。

・自己判断を促す機会を増やす
・主体的に行動するメリットを伝える
・具体的なフィードバックを行う
・目標設定と進捗管理を行う

各方法について細かく説明します。

自己判断を促す機会を増やす

チームビルディングのリーダーや上司は、部下のメンバーに対して細かい指示を出すのではなく「どうすれば良いか」を質問しましょう。
そうすることで、指示待ちのメンバーは自身で考えて行動せざるを得なくなります。

また失敗を恐れずに挑戦できる環境をつくることも、自己判断を促すことにつながります。
さらに、業務のフローやマニュアルをいくつか用意し、好きなものをメンバーに選ばせる方法も有効です。

主体的に行動するメリットを伝える

指示待ちのメンバーは、主体的に行動することのメリットを理解していないことも多いです。
そのため周囲からの協力が得やすくなることや、キャリアアップにつながることなどのメリットを伝えることも大切です。

また自身で考えて行動すれば、チームビルディング全体の目標達成に貢献できるということも理解してもらいましょう。

具体的なフィードバックを行う

指示待ちのメンバーの中には、指示されたことだけをひたすら行い、モチベーションが低下しているメンバーも多いです。
そのままの状態だと、いつまでも主体的には動かないため、リーダーや上司は具体的なフィードバックを行うべきです。

例えば、メンバーが行った業務に対し、改善点や期待される行動を具体的に伝えます。
さらに成果が出たときには十分に承認することで、モチベーションを高め、少しずつ主体的に行動してもらえるようになります。

目標設定と進捗管理を行う

指示待ちのメンバーには、これといった目的を持っていないメンバーも多いです。
なぜなら、“業務=作業”というイメージを持っているからです。

目的はある程度主体的に動かなければ達成できないため、チームビルディングのリーダーはメンバーの能力に合わせた具体的な目標を設定しましょう。
また進捗状況を定期的に確認し、適宜必要なサポートを行います。

さらに失敗してしまった際には、その経験を次のステップに活かせるようにサポートすることも大切です。

まとめ

指示待ちのメンバーがいる場合、そのメンバーだけに問題があると考えるのは間違っています。
チームビルディングにおいては、リーダーや上司、もしくはチームビルディング全体が指示待ちの原因をつくり出していることもあります。
そのため、管理者側が行動することにより、状況が好転することも考えられます。
それでも指示待ちが改善しない場合、一度3up Projectを受講させてみましょう。

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