チームビルディングにおける代表的な手法について

チームビルディング

チームビルディングは、クリニックが組織としてのパフォーマンス向上を図るために、メンバーそれぞれの長所や特技、能力を活かすという取り組みです。

また、こちらにはいくつかの具体的な手法があり、状況に応じて採り入れていくことが求められます。

ここからは、中でも代表的な手法について解説していきたいと思います。

チームビルディングの代表的な手法5選

クリニックがチームビルディングに取り組む際、以下のような手法を取り入れる必要があります。

・ゲーム
・アクティビティ
・イベント
・ワークショップ
・グループディスカッション

ゲーム

チームビルディングにおいて、チームが形成されたばかりの時期を形成期といいます。

また、形成期はメンバー同士がお互いのことを良く知らず、緊張していることが多いです。

そのため、以下のようなゲームを採り入れ、メンバー同士の親睦を深めることが大切です。

ゲーム 内容
ウミガメのスープ 出題者が出した問題に対し、回答者がYES、NO、関係なしのいずれかで答えられる質問をし、正解にたどり着くゲーム
ヒーローインタビューゲーム 2人以上の参加者が、ヒーローインタビュー風に質問、回答を繰り返すゲーム
人狼ゲーム 参加者を村人と人狼に分け、村人に紛れ込んでいる人狼が誰かを当てるゲーム

また、これらのゲームは遊びの要素があるだけでなく、各メンバーの戦略的思考を養うためのツールにもなります。

アクティビティ

アクティビティとは、スポーツやダンスといった身体を動かすものを指しています。

こちらをチームビルディングの一環として導入することにより、チームワークの形成やコミュニケーションの活性化につながります。

また、気分転換も兼ねるのであれば、なるべく社内ではなく社外でできるものを選ぶべきです。

イベント

チームを構成するメンバーの素顔を知りたいときに導入すべきなのがイベントです。

例えば、飲み会などでは、仕事の話だけでなく、プライベートな話もすることにより、意外な一面を知ることができる可能性があります。

また、バーベキューや社員旅行など、メンバー同士がある程度の時間ともに過ごすイベントを設けることでも、相互理解や関係性の強化が進むことが期待できます。

ワークショップ

チームビルディングのタックマンモデルは、形成期、混乱期、統一期と進んでいきますが、チームがまとまってきた統一期頃には、ワークショップを採り入れるのが効果的です。

こちらは、参加者が主体性を持って参加するイベント、共同作業であり、実施することにより、メンバーが自身で考え、発言し、実行する力を養うことにつながります。

また、ワークショップの目的は1つの目標を達成することであり、このような体験が、チームビルディングのゴールである大きな目標の達成にも良い影響を与えます。

グループディスカッション

グループディスカッションとは、グループで与えられたテーマについて議論し、結論を出すというものです。

こちらは、チームビルディングの混乱期において、衝突を恐れず議論を深め、互いを認め合うのと同様の作業です。

もちろん、グループディスカッションを行うことにより、意見や主張の違いなどによってメンバーの対立が起こることもあります。

それでも、メンバーの考え方、価値観を同じベクトルに向けなければ、クリニックのチームビルディングは成立しないため、こちらの作業は必要不可欠だと言えます。

まとめ

ここまで、クリニックのチームビルディングにおける代表的な手法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

チームビルディングにおけるメンバーの教育、チームの統率などで悩んでいるクリニック関係者の方は、一度3up Projectを利用してみてください。

医療機関に特化した従業員教育、育成プログラムにより、各メンバーの意識や能力の向上、チームの結束力アップにつながります。

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