筋道立った合理的な考え方、説明方法のことを“ロジカルシンキング”といい、こちらはビジネスシーンにおいて必要なものと位置付けられています。
中でも、企業の従業員や組織そのものがロジカルシンキングをすることに、どのようなメリットがあるのでしょうか?
トレーニング方法と併せて解説しましょう。
ロジカルシンキングをトレーニングするメリット
ビジネスシーンにおいて、ロジカルシンキングが必要とされている理由は、当然身に付けることにメリットがあるからです。
具体的には、トレーニングすることで以下のようなメリットが生まれます。
・分析力アップ
・問題解決能力アップ
・提案力アップ
・コミュニケーション能力アップ
・生産性アップ
分析力アップ
ロジカルシンキングを鍛えることで、あらゆる事象・問題に対し、以下のようなアプローチが可能になります。
・問題の分類
・因果関係、相関関係の解明
・分解、解明から適切な答えを導き出す
漠然とした分析ではなく、理にかなった分析を行えるため、導き出される答えはおのずと信頼性の高いものになるでしょう。
問題解決能力アップ
従業員が個々にロジカルシンキングをトレーニングすれば、問題解決能力のアップも期待できます。
問題を解決するには、発生箇所や原因を明確にしなければいけませんが、ロジカルシンキングを応用した以下のフレームワークを使いこなすことで、根本からの解決が可能になります。
・ロジックツリー
・MECE(ミーシー) など
提案力アップ
提案力がアップするという点も、ロジカルシンキングを鍛えることのメリットと言えるでしょう。
組織や企業の中では、従業員同士の意見がぶつかることも珍しくありません。
ロジカルシンキングを身に付けておけば、そのような場合でも立場・意見に左右されない論理や、筋道立った説明を用いることができ、物事が円滑に進みます。
コミュニケーション能力アップ
ロジカルシンキングのトレーニングは、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。
ここでいうコミュニケーション能力とは、従業員や顧客などとの関係性を良くするための能力ではありません。
自身の主張を正しく伝え、なおかつ相手方の意見を正しく理解する能力を指しています。
それぞれの従業員にロジカルシンキングが備わっていれば、論点がずれたり、事実と意見に相違が生まれたりする可能性が低いため、協議や交渉はスムーズに進むでしょう。
生産性アップ
誤った問題設定は、誤った仮説を生むことに繋がります。
そして、もし業務がかなり進んだ段階で間違いに気付けば、問題設定にまでさかのぼって再検討する必要があります。
このような状況は、決して生産性が高いとは言えません。
一方、ロジカルシンキングをトレーニングし、“イシューツリー”という思考のフレームワークを活用することができれば、仮説を立てる前に本質的な問題を見極められるため、生産性は向上します。
ロジカルシンキングのトレーニング方法について
従業員がロジカルシンキングを鍛える方法には、主に以下のようなものが挙げられます。
・言葉の具体化
・本質的な問いの明確化
・主張と根拠の骨格づくり
・自身の思考における癖の把握
中でも、もっとも手軽に始められるトレーニング方法としては、やはり“言葉の具体化”が挙げられます。
普段、以下のような言葉を使いがちな方は、表の通りに意識を変えてみましょう。
訂正前 | 訂正後 |
「目標達成に向けて頑張ります」 | 具体的に何をやるのか明確にする |
「早めに提出します」 | 具体的な期日を伝える |
まとめ
ここまで、ロジカルシンキングをトレーニングするメリットや重要性について解説してきました。
日々、業務中に鍛えることを意識すれば、少しずつ確実にロジカルシンキングは身に付きます。
もし、従業員全体にその意識を植え付けたいという組織や企業があれば、コンサルティング会社などプロの力を借りるのも良いでしょう。
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