従業員のモチベーションアップにつながる4つの施策

チームビルディング

クリニックが経営状況を良くするため、患者様の評価をアップさせるためには、従業員の適切な接遇が必要不可欠です。

しかし、従業員のモチベーションが足りないと、十分な接遇は提供できませんし、クリニックの地位や評価も上がりません。

ここからは、従業員のモチベーションアップにつながる4つの施策について解説します。

モチベーションとは?

そもそもモチベーションとは、人が何かしらの目標に向けて動くための原動力になるものをいいます。

「動機」「やる気」と表現することもありますが、何かに向けて「動く」、「やる」ためのエンジンのようなものをイメージすると良いでしょう。

クリニックの現場を含むビジネスの世界では、組織内での業務意欲を意味することが多く、業務への意欲を持つ、引き出すといった動機付けを総じてモチベーションと呼んでいます。

従業員のモチベーションアップにつながる施策4選

クリニックの院長先生、上層部が従業員のモチベーションをアップさせるためには、以下の4つの施策を採り入れるべきです。

・目標設定
・トップダウン、ボトムアップ
・適切な評価
・コミュニケーション

目標設定

クリニックは、従業員のモチベーションアップを図るために、医療機関としての目標を明確にしておかなければいけません。

具体的には、「笑顔の絶えないクリニックにしたい」「患者様の目線に立ってサービスを提供したい」など、院長先生の理念が反映された目標が設定されていることで、従業員はその目標に対し、力を発揮してくれることが期待できます。

トップダウン、ボトムアップ

クリニックにおいては、トップダウンとボトムアップが従業員のモチベーションを向上させることもあります。

トップダウン、ボトムアップは、それぞれ以下のような意味を持つ言葉です。

トップダウン 組織のトップが、組織に関する将来の方針を決定し、その方針が業務命令や指示などの形で、一般の従業員へと下がっていくこと
ボトムアップ 組織のトップが、底部からの意見、提案を吸い上げ、それらを経営材料として組織全体の方針を決定すること

つまり、クリニックは目標や方針を決定するだけでなく、それらを従業員に浸透させる努力をし、なおかつ内容をブラッシュアップさせるために、従業員からさまざまな意見を聞きれなければいけないということです。

このような行動が、クリニック全体に一体感をもたらし、モチベーションの高い従業員を形成します。

適切な評価

クリニックにおいては、ボーナスや昇給の時期にあわせて、人事評価が行われます。

このとき、従業員のモチベーションを向上させるためには、その評価について「なぜこの評価なのか」「何が良くて、何を頑張ってほしいのか」ということについて、きちんと言葉で伝えなければいけません。

クリニックによっては、人事評価が形骸化していることで、従業員のモチベーションをアップさせるチャンスを逃していることも考えられるため、注意してください。

コミュニケーション

クリニックの従業員の中には、院長先生に対し「別格」「雲の上の存在」といった感覚を持っている方もいるかと思います。

そのため、院長先生はなるべく自らコミュニケーションを取ることを心掛けましょう。

院長先生に対し、上記のようなイメージがある従業員にとっては、院長先生に優しく話しかけられることが大きなモチベーションにつながります。

まとめ

ここまで、クリニックで実践すべき、従業員のモチベーションがアップする施策について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

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