クリニックのチームビルディングでは、メンバーが団結して1つの目標を達成することが望まれます。
また、そのために必要なのが、さまざまな手法で行われる“アイスブレイク”と呼ばれるものです。
今回は、アイスブレイクの概要やメリット、実施する際の注意点などについて解説したいと思います。
アイスブレイクの概要
緊張した心をほぐしたり、堅苦しい雰囲気を和ませたりするための手法をアイスブレイクといいます。
“緊張をほぐす=氷を溶かす(アイスブレイク)”というのが名前の由来です。
チームビルディングにおいては、緊張を解くためのワークショップやゲームを指すことが多く、導入される機会も多いです。
アイスブレイクのメリット
チームビルディングにおいてアイスブレイクを導入する主なメリットは以下の通りです。
・緊張をほぐす
・参加者同士のコミュニケーションを促進する
・チームの生産性が向上する
前述のように、アイスブレイクは初対面であったり、お互いのことをほとんど知らなかったりするメンバー間の緊張をほぐします。
また、アイスブレイクは参加者間のコミュニケーションの円滑化に大きく役立ち、例えば会議前などにアイスブレイクで盛り上がりを見せることができれば、その後始まる会議もスムーズに進む可能性が高いです。
もちろん、定期的に実施することで、チームワークも向上するため、必然的にクリニック全体のパフォーマンスと生産性も向上します。
アイスブレイクを実施する際の注意点
クリニックのチームビルディングでアイスブレイクを採り入れる場合、以下の点には注意しなければいけません。
・目的を明確にする
・全員が参加できるものを選ぶ
・時間を決める
特にゲーム形式のアイスブレイクは、内容によってはかなり盛り上がることもあります。
しかし、アイスブレイクの本来の目的は、コミュニケーションの活性化や、業務の生産性を高めることです。
そのため、きちんと時間を決め、業務がゲームの延長線上にならないように注意しなければいけません。
また、アイスブレイクは、チームビルディングのメンバー全員が参加することが大切です。
参加するメンバー、しないメンバーが出てくると、チーム内の連携に格差が生まれてしまう可能性もあるため、注意してください。
アイスブレイクの方法の選び方
アイスブレイクのワークショップやゲームを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておくべきです。
・短時間でできるものを選ぶ
・ルールがシンプルなものを選ぶ
・準備が簡単なものを選ぶ
先ほども触れたように、アイスブレイクはダラダラと長時間行うものではありません。
そのため、5~15分程度で実施可能な手法を選びましょう。
また、ルールが複雑すぎるものは、メンバーの混乱を招くため、できるだけ避けるようにすべきです。
その他、なるべく少ない道具で実施できる、準備に手がかからない手法を選ぶことも大切です。
具体的な手法は長くなるため割愛しますが、上記の条件を満たした主なゲームには、以下のようなものが挙げられます。
チーム対抗系 | 連想イラストゲーム、ジェスチャーゲームなど |
自己紹介、トーク系 | 3つ選んで自己紹介、積み木式自己紹介、共通自己紹介リレー、 しりとり自己紹介、他己紹介、ウソ・ホントゲームなど |
ゲーム系 | ワン・ワード、NGワード、いつどこでだれがなにをしたゲーム、 ヘリウムリング、ペーパーパズルなど |
まとめ
ここまで、クリニックのチームビルディングにおいて必要不可欠なアイスブレイクについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
チームビルディングにおける形成期には、適宜アイスブレイクを導入してください。
また、メンバーの意識やスキルを高め、よりチームの完成度をアップさせたいという場合には、3up Projectのような社外プログラムを活用することも検討しなければいけません。