チームビルディングのメンバーで行うランチミーティングについて

チームビルディング

クリニックにおけるチームビルディングのメンバーは、各々の関係性を構築するために、さまざまな方法でコミュニケーションを取ることが求められます。

また、そんなコミュニケーション方法の1つに、ランチミーティングが挙げられます。

ここからは、ランチミーティングの概要やメリット、ポイントなどについて解説します。

ランチミーティングの概要

ランチミーティングは、文字通り昼食の時間を活用し、メンバー同士の親睦を深めるというものです。

近年、クリニックのみならず、企業における終業後の会食や飲み会は、少しずつランチミーティングに置き換わりつつあります。

なぜなら、夜間の懇親会は拘束時間が長く、ストレスを感じる方が増えてきているからです。

ランチミーティングのメリット

クリニックのチームビルディングにおいて、ランチミーティングを導入することには、以下のようなメリットがあります。

・リラックスした雰囲気で実施できる
・普段話せないメンバー同士が会話できる
・メンバーの福利厚生として活用できる

リラックスした雰囲気で実施できる

ランチミーティングは、普段の会議よりもリラックスした雰囲気で実施できるため、少し意見をするのが苦手なメンバーであっても、発言がしやすくなります。

また、発言しやすい環境であることから、上下関係に捉われず、斬新な意見やアイデアが出やすいというのも、ランチミーティングの特徴です。

普段話せないメンバー同士で会話できる

クリニックのチームビルディングでは、部署や業務内容が同じメンバー同士のコミュニケーションが増えやすい一方で、違う業務を担当するメンバー同士は、関係が希薄になることがあります。

ランチミーティングを開催し、さまざまな部署のメンバーがコミュニケーションを取ることにより、チームの団結力はより高まり、クリニックの経営力の底上げにもつながります。

メンバーの福利厚生として活用できる

ランチミーティングにかかった食事費用について、会議費や福利厚生費としてクリニックが負担することにより、福利厚生制度として活用することができます。

こちらは、メンバーにおける従業員満足度の向上、モチベーションアップ、ひいては離職率の低下にもつながります。

ランチミーティングを導入する場合のポイント

クリニックのチームビルディングでランチミーティングを導入する場合、メンバーの負担にならないよう、開催頻度には注意しなければいけません。

また、業務上の議題を設けて会議室で行うなど、明らかに業務の一環であるような打ち合わせは、ランチミーティングとしては不適切です。

参加するメンバーに負担をかけず、「有意義な時間を過ごした」「楽しかった」と感じられる時間でなければ、あまり導入する意味がありません。

その他、必ず意識しなければいけないのが、休憩時間との兼ね合いです。

労働基準法により、雇用主は社員に対し、以下の休憩を与えなければいけないと定められています。

1日の労働時間休憩時間
6時間以上45分
8時間以上60分

ここでいう休憩とは、メンバーが自由に使うことのできる時間であり、こちらの自由がランチミーティングによって奪われることのないよう、院長先生は調整しなければいけません。

具体的には、ランチミーティングとは別に休憩時間を確保したり、あくまで参加は任意にしたりといった工夫が必要になります。

まとめ

ここまで、チームビルディングで導入すべきランチミーティングのメリット、実施のポイント等について解説してきました。

ランチミーティングを適切に行うことで、メンバー同士はもちろん、院長先生とメンバーの距離も縮まることが期待できます。

また、各メンバーのスキルや意識を向上させたいという場合には、3up Projectなどの教育プログラムをあわせて活用することをおすすめします。

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