年上のメンバーと接するときのポイントについて

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クリニックのチームビルディングにおいて、メンバーの教育や指導を行うのは院長先生の大事な務めです。
しかし、このとき教育や指導の対象となるメンバーが、必ずしも院長先生より若いとは限りません。
今回は、院長先生が年上のメンバーと接するときの主なポイントについて解説します。

院長先生が年上のメンバーと接するときのポイント4選

チームビルディングにおいて年上のメンバーに教育や指導を行う際、院長先生は以下のポイントを押さえておくべきです。

・敬意を払う
・コミュニケーションの回数を増やす
・適切に指導する
・年上のメンバーを頼る

各項目について詳しく説明します。

敬意を払う

院長先生が年上のメンバーと接するときは、経緯を払うことが大切です。

院長先生から見れば、チームビルディングのメンバーは部下であり、組織に置いての立場は下です。
しかし、年上に対しては年齢や経験を考慮し、丁寧な言葉遣いや敬語を使用することが常識です。

例えば上司として指示を出す際も、命令形ではなく「〇〇していただけますか?」といった依頼形を使うといった配慮が求められます。

コミュニケーションの回数を増やす

年上のメンバーと接する場合、普段から積極的にコミュニケーションを取り、相互理解を深めておくことが重要です。

年上のメンバーに対し、気を遣ってしまうことから、指導したり意見を言ったりしにくいという院長先生はいるかと思います。
しかし、接しにくさを感じているのは年上のメンバーも同じです。

誰だって、年下に指示されることは快く思いませんが、組織の中で動く人間として多くの方は我慢しています。
特にその業界が未経験の方は、年下で経験が豊富な上司にあれこれ指示されるのを苦痛に感じやすいです。

そのため、院長先生は相互理解を深め、年上のメンバーが働きやすい環境をつくってあげることが大切です。
まずは院長先生との関係を築いてもらい、その後少しずつ他のメンバーとも打ち解けていくことが望ましいです。

適切に指導する

院長先生が年上のメンバーを指導する際は、頭ごなしに指示するのではなく、まずは意見を聞いて共感する姿勢を示すことが大切です。
こちらも、いわば年上に対する敬意です。

また年上のメンバーのプライドを傷つけないように、感情的に叱責したり、人前でミスを指摘したりすることは控えましょう。
個別の指導により、具体的な改善点を指摘し、今後のためにどうするかを一緒に考えることで、メンバーも素直に意見を聞き入れてくれやすくなります。

逆に部下だからといって、年上のメンバーに強い言葉をかけてしまうと、重大な人間関係のトラブルにつながることが考えられます。

年上のメンバーを頼る

年上のメンバーがいる場合、院長先生はとにかく頼ることが大切です。
特にそのクリニックに属したのが最近であっても、医療業界での経験が長いような方は、遠慮なく頼るべきです。

年上かつ経験豊富なメンバーは、新しい職場の責任者に頼られることについて、決して悪い気はしません。
むしろ、戦力になれることに喜びを感じてもらえる可能性が高いです。

また院長先生を始め、他のメンバーにも頼られることにより、年上のメンバーは自身の実力をいかんなく発揮することができます。
こちらはチームビルディングひいてはクリニック全体におけるメリットであるため、決してぞんざいに扱ってはいけません。

まとめ

チームビルディングでは、院長先生が他のメンバーの見本になるような立ち振る舞いをしなければいけません。
こちらは年上のメンバーとの接し方にも言えることであり、院長先生が年上に対し不適切な対応をすると、メンバーが同じように行動してしまうため、注意が必要です。
また年上のメンバーの技術的な指導を行う場合、状況によっては3up projectなどの外部セミナーを活用することも考えましょう。

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