チームビルディングの混乱期に実践したいコミュニケーション方法

チームビルディング

クリニックのチームビルディングには5つの成長段階というものが存在し、その一つに混乱期があります。

混乱期は、各メンバーの意見がぶつかり合う時期であり、院長先生は率先してコミュニケーションの場をつくらなければいけません。

今回は、混乱期に実践したい主なコミュニケーション方法について解説します。

混乱期に実践すべきコミュニケーション方法5選

混乱期におけるメンバー同士、さらには院長先生とメンバー間の軋轢をなくすためには、以下のコミュニケーション方法を導入すべきです。

・定期的なミーティング
・フィードバック
・オープンドアポリシー
・院内イベントの開催
・リフレッシュスペースの設置

各項目について詳しく説明します。

定期的なミーティング

チームビルディングのメンバーで定期的なミーティングを行うことは、業務における進捗具合や問題点を共有する目的があります。

さらに、メンバー同士のコミュニケーションを深め、混乱期特有のいざこざを起こりにくくする効果も期待できます。

もちろんミーティングには院長先生も参加し、メンバーと意見を交換するだけでなく、メンバー同士のコミュニケーションの状況についてもチェックすべきです。

フィードバック

院長先生がメンバーとのコミュニケーションを図るためには、フィードバックを積極的に受け入れなければいけません。

実際メンバーに現場での不満や要望があったとしても、院長先生が聞く耳を持たなければ改善することは難しいです。

そのため、院長先生はそれぞれのメンバーから受け取ったフィードバックについて、改善につなげる必要があります。

オープンドアポリシー

オープンドアポリシーとは、メンバーが院長先生に対し、気軽に相談や意見を言えるような環境をつくることをいいます。

先ほどのフィードバックと少し似ていますが、オープンドアポリシーの場合はメンバーのより込み入った相談などにも乗る必要があります。

たとえ業務に関係のないことでも、親身になって相談に乗ることで、混乱期における院長先生とメンバーとの軋轢は解消されやすくなります。

院内イベントの開催

チームビルディングの混乱期には、院内でメンバーが参加するイベントを開催するのもおすすめです。

例えば、懇親会やシャッフルランチなどの開催を検討しましょう。

懇親会は簡単にいうと飲み会のことであり、普段あまり話さないメンバー同士でも、コミュニケーションを取りやすくなります。

また部署などが異なるメンバーで行うシャッフルランチも、同じようにあまり関わりのないメンバー同士が交流できる場となります。

ただしこれらの院内イベントについては、強制参加を促すと逆効果になるため、ある程度前述の取り組みが実を結んだタイミングで実施すべきです。

リフレッシュスペースの設置

院内にリフレッシュスペースを設けることでも、チームビルディングの混乱期における問題は解決しやすくなります。

リラックスした状態であれば、メンバー同士の会話が自然に生まれやすいですし、上司と部下のコミュニケーションも取りやすくなります。

例えばカフェのようなスペースを設け、コーヒー休憩やランチタイム用に開放しておけば、他の部署のメンバーなどと顔を合わせる機会が増えます。

もちろん、設備を充実させればさせるほど、利用するメンバーも多くなることが予想されます。

まとめ

混乱期を乗り越えられるかどうかは、クリニックのチームビルディングにおける大きなターニングポイントです。

一切メンバー同士の波風を立てず、目標を達成するというのは難しいため、院長先生はさまざまな施策によって対処しましょう。

またメンバーの能力に差があることで混乱期の軋轢が生まれているという場合は、3up Projectを活用し、特定のメンバーの能力を向上させることが望ましいです。

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